「結婚式には、素敵な可愛いウェディングドレスが着たい」
との夢をもっていたA子さん。
しかし、その夢を叶えることなく、20歳で病死してしまいました。棺の中で眠っている姿は、白装束姿でした。
私たち夫婦は、「こういうときに着ることが出来るウェディングドレスがあったらいいなぁ・・・」と思いました。
というのは、A子さんには、恋人がいて
近い将来、結婚を約束していたことを知っていたからです。
とても悲しい出来事でした。
その夜、亡くなってからも簡単に着せられる、
さらに、どのような状態でも、容易に着せてあげられる
葬儀用のウェディングドレスをつくることにしました。
デザインを考え、試作をし、完成したのが、
世界で初めての葬儀用ドレス「エンドレス」です。
そして平成17年に実用新案を取得しました。
実用新案権者 南条裕美
実用新案登録 第3109611号